病院清掃なら信徳 | プロフェッショナルだからこそできる院内感染対策を考えた病院向け環境除菌清掃

院内感染対策を考慮した清掃に関するお問合せ・ご相談はこちら

病院清掃における綿糸モップの問題点

医療施設における資機材の選定基準

医療施設の床面は、オフィスビルとは異なり、長尺シートやPタイル等弾性床材が多くを占めます。
そのため日常の清掃方法としては、感染対策上ホコリを舞い上げないダストコントロールの必要性から、必然的に湿式清掃が主体となるため、清掃に使用する道具としてモップが選択されることが多くなります。

そこで、綿糸モップであるケンタッキーモップ(通称「和モップ」)が選択される例が多く見受けられますが、これは医療施設の清掃に使用する道具としては適切ではありません。

医綿糸モップの問題点

理由1

除菌効率でマイクロファイバー94%に対して68%と回収率が低く、清掃条件によっては、清拭前に比して清拭5分後に10倍以上の細菌数を床面でカウントしたとの報告がある。

理由2

滅菌後、当該モップを滅菌水に浸漬し、器械絞り後24時間室内放置後のモップすすぎ液から細菌増殖が見受けられ、創傷感染・敗血症・壊死性創傷感染や菌血症・敗血症例のみならず, 髄膜炎などに感染する可能性がある。

理由3

同グラムのモップ房比較で、マイクロファイバー製の40%、セルロース製の50%しか吸水力がない。これはつまり清掃可能面積が狭く、作業効率が悪いこととイコールである。そこを無理に作業効率を考慮して容量を超えて作業することにより床面に汚染を広げる結果となる。

理由4

吸水力がない一方で乾燥性が悪く、器械絞り後水分保有量5%以下になるまでの時間比較でスポンジモップやフラットモップに対し155%ほど効率が悪く、衛生上問題であるうえ、モップ絞りが十分でないと清掃後の床面がウェット状態になることから、患者様等の歩行に際し転倒事故等の発生リスクが高い。

信徳の対応

対応1

清掃に使用するモップ・クロス類については除菌効率の高いマイクロファイバー製を採用

対応2

清掃に使用する道具類については清拭・消毒が可能な素材のものを採用

対応3

清掃道具類の使用前後等の手洗いの徹底と、使用時のディスポーザブル手袋、サージカルマスクの着用による感染の鎖の遮断

対応4

インフルエンザ、B型肝炎等の予防接種による作業員の罹患リスク並びに感染源となることの回避

その他のキーワードコラム

医療施設における消毒と滅菌のガイドライン・2008

医療施設における消毒と滅菌のガイドライン・2008

2008年11月にCDCから発表された、「医療施設における消毒と滅菌のガイドライン・2008」の概要になります。

MORE DETAIL詳細はこちら


信徳のサニテーションシステムにおける除染の定義

信徳のサニテーションシステムにおける除染の定義

除染とは、対象物の表面に付着した『汚れ』『目に見える汚れ』『目に見えない汚れ』を化学的・物理的に除去する事。 医療施設内で発生する汚れには、血液・粘液・ 分泌液・ 組織片・ 排泄物・ 無機物等が含まれる可能性が高く、これらの汚れの中には多数の病原微生物が潜んでいる。 消毒・滅菌を行う前に『汚れ』は、完全に除去しなければならない。

MORE DETAIL詳細はこちら


医療関連感染(院内感染)の定義と歴史

医療関連感染(院内感染)の定義と歴史

医療関連感染(病院感染、院内感染=healthcare-associated infections, nosocomial infections)とは、「医療施設(病院・診療所など)で、 入院後あるいは特定の病棟に転科後48時間以降に起こった感染症のこと」と定義されています。 昨今では、ノロウイルスやO-157、SARSなどが一般的にも知られています。

MORE DETAIL詳細はこちら



病院清掃に関するご質問・ご相談はこちらまでお願いいたします。